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【東京都立川市矯正歯科】小児矯正って必要?やらなくてもいいの?

小児矯正って必要?やらなくてもいいの?

「うちの子歯並びがガタガタしているわ」「小さいうちは痛そうだし、嫌がるかしら」
「大人になってから、本人の意思を尊重してやろうかしら」
自分ではなく、子供のことであるから意思を尊重してあげたいし、慎重にもなる。
そうお悩みの親たちは少なくはないはず。


これからお話しすることで、これからの子供たちの未来にとって私たちのような親たちが少しでも小児矯正に対しての考えがプラスの方向に向いていくことでしょう。


実際に、小児矯正では小児のうちにしかできないことがあり、そのメリットも多くうたっています。


もしあなたのお子さまも、あなたも歯並びについて少しでも頭の中にあるなら、ぜひ、この記事に目を通してほしい。

少しでも小児からの矯正について、必要性を感じ取ってもらえるでしょう。

目次

 

1.現代人の子供たちの歯は変化している?

現代人の子供たちの歯は変化している?

1,1 永久歯の数が足りない

ご存知でしょうか?現代の子供たちには本来あるべきはずの永久歯の数が足りていないということを。
10人に1人の割合で起きています。
実際に私が歯科医院に勤務していた頃も、何十人もいました。
お子さんもお母さんも知らず、乳歯がグラグラしているので念のためレントゲンを撮ったところ、「おや、永久歯が欠如しているね」とそこで初めてその事実を知ったのです。
だいたいのお子さんは、3歳ぐらいまでの間に生えそろいます。お口の中は20本の歯が並びます。


6~12歳ぐらいで順番に永久歯へと生え変わり、28本の歯が並んでいきます。(親不知を除く)
永久歯への生え変わりには個人差があり、1~2年の前後は心配いりませんがそれ以上の場合は歯科医院へ相談するといいでしょう。


1,2 顎が小さく、永久歯が大きい

また永久歯先天欠如の他にも、現代の子供たちは『顎が小さくなってきている』あるいは『顎の大きさの割に永久歯が大きくなってきていて歯が並びきらない』のが特徴的だとも言われるようになりました。


それは現代人の食文化や生活習慣が関係していると言えるでしょう。


東京歯科大学小児歯科学教室の町田幸雄教授のデータによりますと、「軟らかいものばかりを食べていると、あごやあごの筋肉が十分発育せず、咬めない子供になってしまう。
そればかりか、永久歯が生えるときに場所がたりず、歯並びが悪くなる。
最近は、乳幼児の虫歯は減ったが、歯並びや咬み合わせの悪い子や、昔は見なかった歯茎の病気などが目立つようになった」と述べている。


次に詳しく矯正法についてみていきましょう。

2、小さいうちにからできる矯正法って?

小さいうちにからできる矯正法って?

2,1 10歳までがチャンス

小児矯正治療は、何歳ごろからできるかご存じですか?

乳歯から永久歯に生え変わるタイミングのだいたい6歳ごろから始められます。
6歳から12歳までに行われる歯の矯正を第一期治療と呼び、歯と顎のバランスを整えます。

12~13歳ごろになると、永久歯も生えそろい第二期治療と呼ばれ、成人と同様の本格的な歯列矯正へと移行します。

この時期に整えていくことは、多くのメリットがありチャンスでもあると言えるでしょう。


10歳までが一番のチャンスです。

そういわれるのは骨が柔らかい時期であるからです。


骨や顎のバランスが整いやすいので大きな効果が期待できます。
歯並びだけでなく、「噛み合わせ」や「お口ぽかん」の改善、自然と口呼吸から「鼻呼吸」へ、「正しい飲み込み方、発音」の改善も期待できます。

 

2,2 マウスピースをつけるだけ

いったいどんな治療をするのか?痛みはあるのか?

一例をあげてみますと、マウスピースをはめるだけの治療法です。

 

どんなときにつけるのか?

「寝ているとき」「お家にいるとき」に装着するので、お子さんもお母さんも無理なく始められます。
痛みも慣れないうちは多少生じることもありますが、比較的少ないようです。
痛いときは自分で取り外せますし、学校へ行くときはお家に置いていくので見た目も気になりません。


とても気軽に無理せず始められそうですよね。
それでも一番はお子さんの気持ちが大切なので、まだやりたくないな、大きくなってから考えたい、家庭によってさまざまです。

 

大きくなってからでも遅くはないか?

もちろん成人してから始められるという症例もたくさんあります。
ただデメリットもあると知ってほしいです。

3,大人になってからでは遅いの?

大人になってからでは遅いの?

3,1歯を抜くことになるかも?

大人になってから(永久歯が生えそろっている)始める場合は、デメリットも生じてしまいます。


歯をきれいに並べるために、健康な歯を抜歯する必要性がでてきます。
できれば健康な歯を抜きたくないかと思います。
しかし、歯を並べるスペースを確保するには致し方ないことなのです。


次にワイヤー装置を歯に固定するので見た目に出てしまう、痛みが生じても自分では外すことはできません。
しかしながら痛みが生じることはしっかりと歯が動いてくれている証なのです。
きれいな歯並びに進む第一歩といえるでしょう。

4,反対に放置するとどうなる?

4,1 むし歯や歯周病に?

むし歯や歯周病リスクが増えることが考えられます。

歯列からはみ出した歯やねじれている歯が磨きにくくなるためです。
磨き残しの毎日の積み重ねでむし歯や歯石といった歯周病リスクを増加させます。
予防するには、歯科医院でしっかりとブラッシング指導を受け、定期検査も受けましょう。


また、噛み合わせが悪いことで咀嚼力の低下、さらには胃にも負担をかけてしまいます。 ゆっくりとしっかり噛む習慣をつけていきましょう。

5,まとめ

現代の子は永久歯が足りない、顎の大きさが小さい、永久歯が大きいなどさまざまな問題を抱えています。


小児矯正の必要性が増えてきたこの今私たちは子どもたちの意思を尊重し、悩みながらサポートしていくことでしょう。

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