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【東京都立川市矯正歯科】小児矯正の種類について

小児矯正の種類について

矯正はⅠ期とⅡ期という期間で分けられています。
それぞれ役割や特徴が異なり、Ⅰ期は「小児矯正」とも呼ばれ、主に顎や歯の成長に合わせて形を整えることを目的とします。
Ⅱ期は歯の移動がメインとなり、基本的に大人の矯正と術式が変わらないのが特徴です。
今回は小児矯正における矯正の種類と特徴についてお伝えします!

 

こんなことが気になっているお子さんへ

成長に合わせて顎や歯の形を整えることが目的のⅠ期治療ですが、一体どういう症状が出ていたら矯正を考えればいいのでしょうか。
いくつかのチェックポイントにまとめてみました。

 

出っ歯、口が閉じられない、口呼吸

頭全体に対して、上の顎が大きい状態です。
こちらは「顎が大きいから口が閉じられない」の逆のパターンも考えられ「鼻が悪く口呼吸を続けているうちに、成長に変化が生じ、口が閉じにくくなった」という場合もあります。

 

翼状捻転など、全体の歯並びが著しく悪い

生えてきた歯が最初は縦になっていたり少しずれていても、自然ときれいに並ぶことは良くあることです。そのため心配しすぎも良くはないのですが、著しく悪い場合、顎のスペースがかなり不足であると考えられます。

 

受け口、反対咬合

こちらは下の顎の成長が著しく、かみ合わせが上下逆になってしまった状態です。
機能的なデメリットとしては発音や咀嚼の効率が悪くなり、審美的にも良くはありません。

 

小児矯正の種類

小児矯正の種類

顎の成長にポイントが置かれた小児矯正ですが、どんな種類があるのでしょうか?
それぞれの器具の特徴について解説します。

 

顎を横方向広げる装置

  1. 拡大床
    特徴:入れ歯のような形の器具を入れ、その器具を少しずつ広げることによって顎の成長を促す装置です。主に横方向に広げる力がかかります。
    適齢期:小学校低学年頃まで
    分類:可撤式(自分での取り外しが可能)、一日12時間ほどの装着が目安
  2. マウスピース装置
    特徴:熱可逆性樹脂で作られた歯の表面だけ覆うマウスピース型の装置で、およそ1~2週毎に装置を交換し、歯を動かしていく矯正方法。
    痛み、違和感が少なく、治療期間(歯の動く期間)も従来より短くなっています。
    現在、成人の矯正ではだいぶ使用されていますが、小児の使用はまだそれ程多くありません。
    今後、他の歯に固定する矯正装置に変わって主流となっていくと予測されます。
    立川の近藤歯科クリニックでは、小児矯正にこのマウスピース矯正を導入し、短期間の前歯の歯並びの修正に効果を上げています。
  3. クワドヘリックス
    特徴:ばねの力を利用し、その力で顎の成長を促す装置です。力のかかり方としては床拡大装置に似ていますが、プラスチックの床はついていません。
    拡大床が永久歯萌出による乳歯の動揺で使えなくなったりすると、このクワドヘリックスに装置を変更するケースもあります。六歳臼歯と前歯に固定することさえ出来れば矯正が可能だからです。
    適齢期:小学校中学年頃から
    分類:固定式

上顎が突出、または下顎が後退している時の装置

  1. バイオネーター
    特徴:下顎の成長を促すために使います。
    下顎が後退している場合、正しい噛み合わせの状態を矯正装置でキープし、筋力と成長により正しい咬合へと導くものです。
    主に前方への成長を促します。
    適齢期:7~12歳
    分類:可撤式、就寝時などに装着
  2. マウスピース装置
    特徴:前述のように画期的で、お子様のご負担が少なく、今後の主流になっていくと思われます。この場合も有効です。
  3. ヘッドギア
    特徴:上顎の成長をおさえるために使います。
    上顎の大臼歯に装置を取り付け、後ろに引っ張ることによって上成長を抑制する装置です。
    引っ張る器具を頭に固定するため、ヘッドギアと呼ばれます。
    お子様に負担となることから、現在、あまり使われていません。
    適齢期:小学校中学年頃から
    分類:顎外固定装置、就寝時などに装着

 

下顎が突出、または上顎が後退している時の装置

  1. 上顎けん引装置
    特徴:上顎を前に出すために使います。
    頭に固定した器具で上顎を引っ張る装置です。
    適齢期:上顎の成長が止まる10歳頃まで
    現在、お子様のご負担になるため、ほぼ使われておりません。
    分類:顎外固定装置、就寝時などに装着
  2. マウスピース矯正
    特徴:前述のように画期的で、お子様のご負担が少なく、今後の主流になっていくと思われます。この場合も有効です。
    立川の近藤歯科クリニックでは、早期の前歯のかみ合わせ関係の改善に効果を上げております。
  3. リンガルアーチ
    特徴:部分的な反対咬合(交叉咬合なども含む)などを、歯を傾斜させることによって直す装置です。
    また、いろいろな矯正と併用して使われます。
    適齢期:症例により大人にも使用可能
    分類:固定式
  4. チンキャップ
    特徴:下顎の成長をおさえるために使います。
    下顎に外側からキャップのような装置を付け、頭に固定した装置で後ろに引く装置です。
    適齢期:上顎の成長が止まる10~15歳頃まで
    現在、お子様のご負担になるため、ほぼ使われておりません。
    分類:顎外固定装置、就寝時などに装着
  5. ムーシールド
    特徴:マウスピース状の装置です。
    上顎の唇の力が上の歯にかかるのを抑制し、2.舌の力が下の歯にかかるのを抑制し、3.マウスピース状の形状でかみ合わせを改善し、反対咬合を治す装置です。
    適齢期:3歳から11歳頃まで
    分類:可撤式

 

その他、インビザラインなど

その他、インビザラインなど

その他、インビザラインなど、大人の歯列矯正に使われる器具も、場合によってはこの時期の小児矯正に用いられることがあります。

 

小児矯正には様々な治療法がある!

小児矯正には様々な治療法がある!

矯正があまり一般的でなかった時代に比べ、驚くほど選択肢の増えた現代。
早い時期からあまり神経質になりすぎるのも良くないですが、たくさんの選択肢があるのは良いことですね!

 

まずは相談を

お子さんの矯正の種類について悩んだら、まずは歯科医院に相談してみてください。

 

矯正治療は身近な歯科医院で可能!

矯正歯科は東京都に集中しており、立川市にも多くの矯正歯科があります。
そして、昔よりはずっと身近な治療法になりつつあります。
矯正治療は治療期間も長く、費用もかかる治療です。
歯科医院との関係がとても重要になってきますので、かかりつけとして信頼している歯科医師にまずは相談してみると良いでしょう。

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