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【東京都立川市矯正歯科】子どものマウスピース矯正とは?どの小児歯科クリニックでも取り扱っている?

子どものマウスピース矯正とは?どの小児歯科クリニックでも取り扱っている?

いざ、「矯正をはじめたい!!」となっても

いったいどのぐらいの費用がかかるのか。

高価なイメージをお持ちの方も多くいらっしゃると思いますし歯科矯正というと外見でも目立ってしまうワイヤーを装着するのだろうか?と不安な点も多いはずです。


そこで今回は、小児矯正でどのような装置を使用するのかまた費用がどのぐらいかかるのかを解説していきます。


最近ではワイヤーを使用しない小児矯正もたくさんあります。

子どもの矯正で使用する装置は、どんなものがあるでしょうか?


子どもの歯科矯正は、治療時期によって『1期治療』と『2期治療』の2種類があります。

(2期治療の無いところもあります。ちなみに立川の近藤歯科クリニックは1期治療のみの考え方です)


◎1期治療の対象:おおよそ5、6歳~11歳ぐらいが目安
乳歯のみ、もしくは乳歯と永久歯が混ざっている時期


◎2期治療の対象:だいたい12歳ぐらいからが目安
永久歯が生えそろっている時期


1期治療は歯並びそのものを整えるのではなく、顎の骨の成長を正しく促すことで将来生えてくる永久歯をきれいに並べる土台を作ることを目的にした治療です。

実はワイヤーを使った治療が行われることはあまりありません。

2期治療の場合は、永久歯が生えそろっていて顎の成長もほぼ止まります。そのため、矯正治療の内容はほぼ大人と同じになります。

では、「土台を作るって、いったいどんな装置を使うの?」と気になりませんか?

大きく分けると次のような3種類があります。

 

  1. 取り外しできるタイプ(可撤式矯正装置)
    取り外しができる装置は歯磨きの時に外せるので、口の中を清潔に保ちやすいというメリットがあります。ただ、子供が自分で取り外しができるので、効果が現れるまでに時間がかかることもあります。
  2. 取り外しできないタイプ(固定式矯正装置)
    口の中に装置が接着剤で固定されていますので子どもが自分で取ることができません。
    そのため、効果は必ず出るというメリットがあります。
    しかし、痛みがあった場合、装置の取り外しができないので、矯正歯科に行って調整してもらう必要があります。
  3. 顎に固定するタイプ(顎外固定装置)
    顎の成長をコントロールするために顎に装着する装置もあります。
    具体的には、顎やおでこに固定を求めて矯正力をかけていきます。

 

1期治療に使われる装置はたくさんの種類がありますが、今回はそのうちの代表的なものを紹介します。

 

取り外しできるタイプの装置

床矯正(プレート矯正)

床矯正(プレート矯正)

歯列の隙間が足りない場合、この装置を使用し、幅を広げることによって歯の生えてくるスペースを確保します。
上顎にプラスチックの薄い板を当てて、ネジを調整することで少しずつ顎を広げていきます。

 

バイオネーター

バイオネーター

下顎の成長が十分になく、上顎が前に出てしまっている顎のかみ合わせを整える装置です。
筋肉の動きを利用して下顎が前方に成長するように促します。
微調整ができるので痛みが少ないというメリットがあります。

 

リップバンパー

唇や頬の筋肉から圧力がかかると歯列が狭くなってしまうので、この圧力を器具によって排除して、舌の筋力で歯並びを拡大するための装置です。

 

ムーシールド

3〜5歳くらいまでの矯正方法です。
マウスピースをつけてお口周りの筋肉を正しく使う訓練をすることで正しい歯並びに近づけます。

 

取り外しできないタイプ

クワドヘリックス

先ほどの床矯正と同じ役割です。幅を広げることによって歯の生えてくるスペースを確保します。

 

リンガルアーチ

リンガルアーチ

奥歯にバンド(輪っか状の器具)を装着し維持します。
このリンガルアーチは色々な使い方がありますが、主に歯を前に出す時に使用します。
特に受け口の場合に使うことが多いです。

 

タングガード

舌癖がある子供に対して使用する装置です。
このタングガードは、前歯が噛んでいない、開咬という症例の時に使用します。
いくつかの悪習癖(指しゃぶり、舌癖等)が考えられます。そういった癖から歯を守ります。筋のトレーニング(舌トレーニングなど)と合わせて行います

 

顎に固定するタイプ】

ヘッドギア

ヘッドギア

上顎の成長を抑制するヘッドギアという装置。
主に出っ歯の矯正治療に使用される矯正装置です。
このヘッドギアは、上顎骨の成長を抑える装置になります。

このように、いま紹介したもの以外にもたくさんの矯正装置があります。

顎の状態や期間によって治療方法も異なり、歯科クリニックによっても様々な値段設定がされています。

 

1期治療の費用相場が約10~50万円ほど。
2期治療の相場が70~150万円ほどです。
装置代金以外にも、カウンセリング、精密検査、調整料金などさまざまな費用が掛かる可能性があります。
歯科クリニックによってカウンセリングが無料の場合や、矯正治療中の調整料金も矯正料金に含まれていることもありますので確認しましょう。

 

子どもの矯正治療は、将来の予後を左右する大事な治療です。
しっかりと診断を行い、お子さんの成長にあった装置の選択が大事になります。
しっかりとした知識を持ち、信頼できる歯科クリニックで診てもらいましょう。

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