【東京都立川市矯正歯科】子どもの矯正って必要??
人はだれかと出会った時、視覚情報、聴覚情報、言語情報という3つの要素から人の印象を判断します。
そのなかでも視覚情報は全体の55%を占めるといわれ、顔のパーツでは1位が顔、2位が口元だと言われています。
口元が好印象に見える人の多くは歯並びがきれいです。
きれいな歯並びのメリットとして
- 健康寿命が延びる
- 清潔感があり自信をもって笑える
- 虫歯、歯周病になりにくい
- 免疫力が上がる
他にもたくさんのメリットがあります。
「子どもにきれいな歯並びになってほしい!」と願う親御さんは多いかと思います。
歯は一生ものです。
子どもの歯が永久歯に生え変わりはじめた時、歯ならびが悪いと感じたら何とかしてあげたいですよね。
でも矯正ってするべきなのか?
大人になってからの歯科矯正でもいい?
いつからすればいいの?
器具を付けるのはかわいそう、、、。
など様々な不安があると思います。
乳歯が永久歯に生え変わる時期に行うことが望ましいとされる小児矯正。
治療を成功させるためには、メリット・デメリットをしっかり把握しなければなりません。
利点と欠点を理解し、納得したうえで矯正治療をスタートするようにしましょう。
メリット
1.抜歯をせずに治療できる可能性がある
大人になってから矯正を行う場合、歯をきれいに並べるスペースを作るために「抜歯」を行うケースが多いです。
しかし、子どものうちに矯正をすれば、顎の成長を促してスペースを作れるため、抜歯することなく矯正できる可能性が高くなり治療選択の幅が増えます。
2.骨の成長を利用した治療が行える
子どものうちは骨が発育途中のため、骨の成長を利用した矯正を行えます。
正常な発育を妨げるような歯並びや癖を改善し、顎やお顔の成長バランスを整えます。歯並びのバランスを整え、顎や骨を正しい方向に発達させやすく、矯正治療を進めやすいといったメリットがあります。
3.虫歯や歯周病の予防につながる
歯並びが悪いと虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。
理由は、汚れが歯ブラシの届きにくい場所にたまってしまうからです。歯並びを整えることで、歯ブラシの毛先が届きやすくなり、食べかすや汚れなどの磨き残しがへります、その結果、虫歯や歯周病をはじめとした、口腔内のトラブルを予防することができます。
4.コンプレックスを早期に解決できる
思春期から大人になるにつれて、口元の見た目を気にする回数も増えていきます。
子どものうちに矯正を行いうつくしい歯並びを手に入れることで歯周病や大人になった時に口元の見た目に悩むことがありません。健全な精神発達の環境を整えてあげることができます。
5.歯磨きの習慣ができる
矯正治療の一環で歯磨きの指導を受けることにより、歯磨きの習慣がつくようになります。
6.治療への順応性が高い
子どもは適応能力が高いため、矯正装置に早く慣れる傾向があります。
そのため、個人差はありますが、矯正装置を装着した日常生活に早くなじむことが出来ることが多いです。
デメリット
1.お子さん本人の理解が必要
矯正は短期間で終わるような治療ではありません。器具の装着には違和感もあります。
だからこそ、本人に矯正の必要性を理解してもらい、お子さんが納得した上で治療を行っていく必要があります。
2.矯正期間中は虫歯になりやすい
子どもは甘いお菓子が好きな上に、歯磨きの技術も未熟です。矯正装置を付けると食べかすが残りやすくなるため、ケアを怠ると虫歯になりやすくなります。
矯正中の歯磨きが特別難しいわけではありませんが、お子さんの歯磨きの習慣づけと共に、正しいブラッシング指導を行い、仕上げ磨きをしてサポートしてあげることができる環境が必要です。
3.装置の見た目が気になる
装置によっては目立ってしまうことがあるため、子供に精神的な負担を与えることがあります。とくに治療が長引く場合には、なるべく治療中だとわからないような装置を付けるのが望ましいです。
4.治療の結果に差がでる
自分で取り外しができる着脱式の装置を使う場合、医院で指示された装着時間を守らなければ治療が長引くことがあります。装置の違和感からついついサボりがちになっては治療が進みません。お子さん自身が強い意志をもって継続しなければ思うような結果が得にくいのです。お子さんのモチベーション維持のためにも、家族のサポートが必要不可欠になってきます。
歯並びは遺伝的な要因や生活習慣によって悪くなってしまうので、原因を改善しながら将来に向けて矯正治療を行うことで、健康な歯を守っていくことができます。
歯や体の健康のためにも、成長期のお子さんでしかできない治療があります。
矯正をはじめるベストなタイミングというのは一人ひとり異なります。
大切なのはどの時期に何の治療を行うか、適切に選択することです。
まずは信頼できる歯科クリニックへ行き相談し、プロの目線で判断してもらいましょう。
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