【東京都立川市】季節の草花とともに散策するなら玉川上水緑道
「自然に癒されながら気軽にお散歩がしたい」
「子供と季節の草花を楽しみたい」
毎日家事や育児に追われ忙しなく働いているママさんの中には、上記のように考えている方は多いものです。
公園やテーマパークでも自然を楽しめますが、たまには人の手が加えられていない、生き生きとした動植物に触れるのも良いのではないでしょうか。
今回は、立川市を流れる玉川上水に面した緑道を紹介します。
子供と穏やかなひとときを過ごしたいママさんはぜひ参考にしてみてくださいね。
玉川上水とは
多摩川の上流から9つの市と4つの区を巡り、新宿区に行き着く玉川上水。
この水路は元々、江戸の人口が増えたことを機に多摩川から飲み水を引くために作られたもので、1653年から約300年もの間人々の生活を潤す役割を担ってきました。
しかし、近代的な水道の建設に伴い水源は移転されることに。
1965年には一部の上流区域を残し、玉川上水の流れは途絶えることとなりました。
このことを受け、玉川上水周辺の豊かな自然を復活させたいという住民の声が強まり、1986年に再び清流復活事業がスタート。
立川区域から高井戸にかけて高度処理を施した水が通水されることとなりました。
これが現在の玉川上水にあたります。
※西暦や年数などの数値は2022年5月時点のもので、下記のウェブサイトを参考にしております。
玉川上水緑道に生きる草花
玉川上水を流れる水は高度処理されただけあって透明感のある清流です。
住民の願いが形となり、今ではこの清流にさまざまな水中生物や水鳥、植物が生息しています。
まさに、お子様と一緒に自然を感じながらお散歩するにはピッタリな場所なのです。
緑道では下記のような草花が見られます。
【春】
・サルトリイバラ
・ニリンソウ
・桜
・ハルジオン
・タチツボスミレ
・ツルニチニチソウ
・クサイチゴ
【秋】
・シラヤマギク
・ヒガンバナ
・チヂミザサ
・ミズヒキ
・センニンソウ
・ツユクサ
・野菊
・きのこ
特におすすめなスポットは玉川上水駅付近に設けられた上水小橋。
ここは川岸を降りて水面に立てるよう小さな橋が渡されており、橋に立つと生い茂る木々の美しさと水路のせせらぎが同時に感じられます。
蒸し暑い日には爽快な気持ちになれますよ。
豊かな生態系を子供と楽しむなら玉川上水緑道
今回は羽村から新宿を流れる玉川上水に設けられた緑道を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
季節の移ろいを感じながらお子様とのゆったりとした時間を過ごしたいママさんは、ぜひ玉川上水緑道を散策されてみてください。
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