【東京都立川市】親子で自然に触れ合える場所、矢川緑地を紹介!
「自然溢れる場所で子供と過ごしたい」
「都会の喧騒を忘れられるところってないかな」
自然に癒されたいけれど遠出がしづらいママさんの中には、上記のような悩みをお持ちの方が多くいます。
意外にも身近な場所で自然に囲まれた空間を堪能できることが分かれば、またひとつ、子供との楽しい時間が増えるのではないでしょうか。
今回は立川市にある緑豊かな空間、矢川緑地を紹介します。
親子で自然に心を向ける時間を過ごしたいママさんは、ぜひ参考にされてみてくださいね。
矢川緑地とは
立川市と国立市の境目に位置する緑地、矢川緑地。
東京における自然の保護と回復に関する条例(東京都自然保護条例)に基づき、昭和52年に緑地保全地域に指定された場所です。
緑地内を流れる矢川は立川段丘の湧水を水源としており、立川市の東南部から国立市の西南部を横断。
総距離約1.3キロメートルあり、最下流で谷保用水に合流してからは農地の水源として活用されています。
緑地は約2.1ヘクタールと決して広くはない場所ですが、保全地域なだけあって一歩足を踏み入れるとそこは都会のオアシス。
清流や豊かな生態系、澄んだ空気があなたを出迎えてくれますよ。
※和暦や距離、広さの数値は、2022年5月時点の立川市公式サイト|矢川緑地ページに記載のものです。
立川の癒し空間、矢川緑地の魅力
清流と植物
矢川緑地の魅力はなんといっても清流。
緑地内にはいくつか湧水池があり、これが矢川の水流をサポートしているのです。
人の手が加えられていない清流にはさまざまな湿地性の植物が生息しています。
例えば、ヨシやガマ、ミゾソバをはじめ、綺麗な水にしか生息しないとされるナガエミクリなど。
また、湿地にはスダジイやコナラ、ケヤキなどの樹木が生い茂り、雑木林を形成しています。
川のせせらぎや多種多様な植物、木々の揺らぎに心を向け、森林浴を楽しむには最適な場所ですね。
水中生物と野鳥
矢川の清流に集まるのは植物だけではありません。
約2.1ヘクタールの空間にはさまざまな野鳥や水中生物が生き生きと暮らしています。
例えば、緑地内でよく見られるのはシマアメンボやトンボ、蝶などの昆虫とこれらを餌とするトカゲや魚、ザリガニなど。
また緑地内にはサンクチュアリが設けられており、燕や尾長、鴨などの野鳥も緑地を憩いの場としています。
運が良ければカワセミに出会えることもありますよ。
子供と手軽な森林浴を楽しむなら矢川緑地
ここまで矢川緑地について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
都会に暮らしていると、人の手が加えられていない自然を味わう機会が少ないもの。
子供と自然を楽しみたい、自然を大切にできる気持ちを子供に養ってほしいと考えるママさんに、矢川緑地の散策はおすすめですよ。
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