歯科衛生士も受付もアシスタントも一体化
当クリニックはスタッフが自分たちの仕事(歯科衛生士、受付、アシスタント)の枠を超えて気持ちも仕事内容も一体化するようにしています。
もちろん、歯科衛生士でないとできないこと(実際に患者さんの口腔内を見る、矯正装置の調整、型採り)はありますが、受付、アシスタントと知識、患者さんの情報などは常に共有しています。
また、歯科衛生士同士の情報共有もしっかりしており、常に患者さんの今回の課題、次回の処置予定なども記録、写真をとり、確認し合っています。
仕事を楽しむ
当クリニックでは、スタッフが楽しく仕事ができる、ということを日々の目標にしています。
“楽しく”とは充実した仕事ができる、ということ。
歯科衛生士の仕事、というのは歯科医院によって違います。
原則、歯科医師の指示に従って業務を行います。
当クリニックでは、日々の矯正治療の前に私(院長)と歯科衛生士とディスカッション(意見交換)します。
当クリニックの矯正治療は、最終目標にむけてその時その時の状態を確認し、行う処置を決めていく(とくにお子さんは変化を見逃せないので)のですが、どうしたら、より良い状態にもっていけるか、お互いに意見交換を行います。
その際に“考える”ことでお互いに(歯科衛生士も私も)成長するのです。
そこで何でも話しますし、そして正解は一つではありません。
患者さんの歯並びが良くなるためにはいろいろな方法があり、装置の使い方、装置の選択、機能トレーニングの方法、選択、さらに親御さんへの提案の仕方、多くの要素があります。
当クリニックの歯科衛生士は、“患者さんが良い結果を出せるように”
日々、その場面場面で、その人の背景、今までの経緯、性格まで考えながら知恵を絞っています。
私の仕事は、その個性、良いところをうまく引き出してあげることです。
ですから、歯科衛生士5人とも、充実し、楽しく仕事してくれています。
しかも、常に“考えて”いるわけですから、情報も経験も良い糧となり、
矯正治療だけでなく、他の歯科治療にも生かされています。
個性を伸ばす
人それぞれ、長所、短所ありますが、そのスタッフの長所を伸ばすコツに気づきました。
“患者さんのため”
“患者さんが良い状態になるには?”
を常に共にみんなで(歯科衛生士も受付も、アシスタントも)考え、実践していくのです。
そうすると、人のため(患者さん、他のスタッフ仲間、クリニック全体)になることを考えて動けるようになるのです。
新卒で入社した人も、よそから転職してきた人も、当クリニックの歯科治療、矯正治療の歯科的知識とともに、みんなでともに考え、実践していくやり方を繰り返し繰り返し伝えていくのです。
今回、管理栄養士と受付の新しい人材が入社しましたが、この方式で個性を伸ばし、楽しく仕事をしてもらいたいと考えています。
学んだことを生かす
歯科衛生士も受付もアシスタントも女性なので、いずれ出産、子育ての場面があると思います。
そこでここで学んだ事を生かしてもらえればと思います。
子どもの歯並びを良くしていくには、授乳の方法、離乳食のあげる時の注意、日々気を付ける事、歯並びを良くする食生活、生活習慣など、プロですから何でもわかっていますよね。
楽しみです。
“近藤歯科クリニックで仕事をして良かった”と思っていただければ、院長としてこの上ない幸せです。
最後に、みんなまっすぐなスタッフですが、まだ若いので、患者さんに対してのお伝えの仕方で表現、言葉で適切でない場面があると思います。
その際、私も責任をもって指導をいたします。
患者さんにおかれましては、“悪意のない、相手の事を思っての言葉”として受け止めていただければ有り難いと思います。