phone

ご予約・お問い合わせはこちら!

042-524-0722

お問い合わせ

ご予約

|子どもの矯正|小児矯正

出っ歯について

出っ歯とは?

出っ歯とは?

上の歯が前の方に出てしまっている状態ですが、殆どの場合、“上の歯が前に出ているというより、下のあごが後ろに下がっている状態”なのです。

これは、上下のあごの位置、かみ合わせの問題ですから、歯の問題ではなく、その人の骨格の問題なのです。

 

子どもの“出っ歯”を治してください!

よくこのような下のあごが後ろに下がっている状態のお子さんの親御さんに“出っ歯を治してください”、“出っ歯は治るんですか?”と言われます。

確かに今より良い状態に持っていくことは可能ですが、お子さんの年齢、性格、やる気によって結果は大きく変わってきます。

 

出っ歯の原因

この状態の診断名は「下顎後退症ならびに上顎劣成長」です。

下あごが後ろに下がり、上あごの成長不足ということです。

 

下あごが後ろに下がる原因

  • 姿勢
  • 食事の際に前歯を使わない
  • 歩く機会が少ない
  • 口呼吸

 

上あごの成長不足の原因

  • 食事の際に前歯を使わない
  • 食事の際によくかまない
  • 口呼吸
  • 舌の動きが良くない(低位舌)

 

ですから、下顎後退と上顎劣成長の原因は共通することが多く、年齢が上がるにつれて重症化します。

成人の場合も、年齢が上がるにつれて筋力も弱くなり、歯周病に罹りやすくなり、それがさらに重症化、さらには前歯が前方に傾斜しやすくなります。

 

出っ歯を治すには?(子どもの場合)

子どもの出っ歯を治すには

まず、第一に、姿勢を治していくことです。

食事の時は、かかとを床に楽につけられるようにします。

 

そうすると上半身が安定し、背中をある程度まっすぐに保てます。

背中を丸めた姿勢は、頭が前に出て、その反動で下あごが後方に下がってしまいます。

また、食事の時だけでなく勉強の時、本を読む、テレビを見る時も同じです。

 

次に大事なのが前歯を使って食事をすることです。

前歯を使うことにより上あごが成長し上の前歯の角度も良くなり、さらに、後方に退がっていた下あごも徐々に前方に出てきやすくなります。

 

さらに、歩くことも大事です。

歩くことにより、顎関節も安定しあごの位置も良くなっていきます。

 

ただ、これらは日々の生活のなかで根気よく、長期間、続けていくことが必要で、直ぐには効果はでません。

そして、日々の生活の中に、無理なく自然にとりいれていく。

 

お子さまの場合、お母さま、お父さまの協力が欠かせません。

やさしくお子さんに声掛けし、頑張っていたら褒め、忘れていたら励まし、時には一緒になって行い、また手本となって食事のとき、よくかんで、さらに前歯を使って食べ物を丸かじりする。

 

お子さまと一緒に、良い姿勢で、よく食べ物をかんで、適度に歩いていれば、お父さま、お母さま方も健康的な生活習慣になっていきます。

根気よく続けていくと、半年くらいすれば、お子さんのかみ合わせの状態もだいぶ良くなっているでしょう。

 

出っ歯を治すには?(大人の場合)

大人の出っ歯を治すには

大人の場合、子どもと違い、成長発育は無いですから、歯並びを動かして可能な限り修正します。

この場合でも、もちろん当クリニックでは、親知らず以外の永久歯は抜きません。

“歯を抜かずにどこまで治せるか?”が当クリニックのテーマだからです。

 

歯並びのアーチを広げ、前歯のエナメル質の部分をほんの少し(0.2mm程度)削り、それでも足りない場合は奥歯を後方に下げ、スペースをつくっていきます。

この場合も、マウスピース矯正(インビザライン)のコンピューターソフトにより解析します。

 

ただし、ここで大事なことは、仮に前歯を後方に下げて出っ歯の状態を改善させたとしても、口腔機能、生活習慣、かみ方が変わらなければ、また、歯は前方に出てきてしまうでしょう。

子どもと同様、姿勢、前歯でかむ、適度に歩くは大切です。

 

出っ歯治療の限界について

出っ歯治療の限界

このように、出っ歯治療は、矯正治療の要素とともに、生活習慣改善の要素もあるため、お子さまの場合は、お子さまの場合は、ご本人が“治したい!”と思っているかどうかが最大のポイントです。

たとえ成長発育前のお子さまでも、ご本人にやる気がなければ治りません。

またお子さまでも、12歳になると顎関節が固まって(成長発育がほぼ終わる)しまい、トレーニングを行っても効果が出ません。

一方、大人の場合、仮に歯を抜いて出っ歯を引っ込めるとすると、見た目は変わりますが、今までより食べ物をかみにくくなり、発音もしにくくなり、歯の持ちも悪くなることもあります。

また、機能トレーニングを行い、生活習慣を変えていかないと後戻りしやすいです。

 

まとめ

  • “出っ歯”とは、下顎後退症と上顎劣成長=骨格の問題です。
  • 子どもの場合、機能トレーニングと生活習慣改善が効果的です。
  • 子どもの場合、やる気の有無で結果が大きく違ってきます。
  • 子どものやる気の有無は保護者の方の対応がポイントです。
  • 大人の場合も後戻りを防ぐために、機能トレーニング、生活習慣改善は必要です。
  • 近藤歯科クリニックでは大人の出っ歯治療でも永久歯を抜きません。
  • 近藤歯科クリニックでは、機能トレーニングのサポートをしています。
ページTOPへ
お問い合わせフォーム042-524-0722予約

立川の矯正歯科 近藤歯科クリニック

近藤歯科クリニック:外観

小児歯科・矯正歯科・予防歯科・一般歯科・歯周病・義歯・歯科口腔外科(外来環算定歯科)


〒190-0011 東京都立川市高松町2-25-3メープル立川1F


042-524-0722

 

受付
時間
日/祝
午前
9:40~13:00
× ×
午後
14:30~18:30
× × ×
※▲ 10:00~13:00迄です
※初診随時受付(予約制)
※電話予約可能

関連サイト