子どもの歯並びはお母さんのお腹の中にいる時から
近藤歯科クリニックでは、妊婦歯科健診で生まれてくるお子さんの歯並びが良くなるように、妊婦さんにアドバイスしています。
子どもの歯並び、かみ合わせに大きな影響を与える舌の動きは乳児期の授乳の状態によって決まる傾向があります。
そして、授乳の後の離乳食の時期の離乳食の与え方も歯並び、かみ合わせに影響を与えることがわかっています。
咀嚼、飲み込み、発音などの口腔機能の発達も大事
離乳期以降、幼児期の小学校入学前までの時期も、食事の摂り方、食生活のあり方などがお子さまの口腔機能の発達に大きな影響を与えます。
この幼児期も、歯並び、かみ合わせにとって大切な時期です。
矯正相談にいらっしゃる子どもたちは、実際の歯並びの様子とともに、口腔機能もトレーニングが必要なケースがほとんどです。
いきなり矯正装置を入れたとしても、口腔機能が良くないと思ったような矯正治療の効果は出にくいのです。
近藤歯科クリニックでは、歯科衛生士とともに歯科の勉強をした管理栄養士がお母さま、お父さま方の相談にのります。
お子さまの年齢、状況に合わせたアドバイス
近藤歯科クリニックでは、お子さまの状況に合わせたアドバイスをしております。
お子さまが授乳期の赤ちゃんでも、1歳児でも、2歳児でも、その時、その時にしかできないこと、やっておくべきこと、お話しいたします。
むし歯チェックはもちろん、歯並び相談、指しゃぶりへの対応、今後の状態の予測など、お母さま、お父さま方が知りたい事、可能な限りお答えします。
健診などで、「まだ乳歯なので様子を見ましょう」と、よく言われるそうです。
“受け口(反対咬合)”“出っ歯”などの対処は、永久歯に生え変わりはじめてでは遅く、生え変わり前の5歳頃までには診せていたきたいです。
小学生~中学生、高校生
この時期もそれぞれその時期に対応するべきことがあります。
小学校低学年は比較的成長発育は安定している時期なので、機能トレーニングを進めていきやすい。
そして、これから生えてくる永久歯の位置確認と予測をたてて、犬歯や小臼歯の生え変わりに備える時期。
小学校高学年は背が伸びる時期になり、舌の位置も不安定になり、1回1回、目が離せません。
細かいチェックが毎回必要なので、歯科衛生士みんなと少しの変化(歯の位置だけでなく、舌の動き、顔貌の変化など)も見逃さないように頑張っております。
中学生になると勉強、クラブ活動が忙しくなるので、この小学校高学年の時期に出来る事をやっておくことも必要です。
中学生のポイントは、矯正治療を継続中のお子さんはなるべく早く矯正治療を終わらせるように、むし歯チェックも継続しながら声掛けしています。
中学生、高校生で矯正治療を始められる方は、身体はもう大人と変わらなくても、まだ10代ですから歯は動きやすいので、頑張ってもらえれば、良い治療経過になると思います。
まとめ
このように、近藤歯科クリニックでは、お子さんの年齢、状況、成長のタイプ、精神状態、性格、考え、年齢による変化などに合わせて細かくアドバイスして良い歯並び、かみ合わせになっていくようにスタッフ全員でサポートしております。
治療内容も、機能トレーニングから始める、矯正治療と同時に始める、床矯正にするか、インビザラインにするか、など、画一的でなく、“どうしたらこのお子さんのためになるか”を日々考えながら取り組んでおります。
ですから、保護者の方におかれましては、“気になった時期が診てもらう時期”なので、いつでもご相談ください。